ロンドン発! 本場イギリスでバイクレースに挑戦

ロンドン発! 本場英国でバイクレースに挑戦

身の程知らずのバイク好きによる、40代からの英国バイクレース参戦記です。

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

Vol.16 Round2 スネッタートン 300

雨、雨、雨 4月16-17日、第2戦の舞台は昨年のデビュー戦で良い結果を残したスネッタートン(サーキットの詳細は Vol.6 参照)。ここで勢いを取り戻したい。嫌いではないコース。金曜の練習走行ではそこそこの感触を掴めた。 夕方、コースから帰ってきた一人…

Vol.15 Round1 オールトンパーク 

なんだか勝手が… 2016シーズンの第1戦は 3月25-26日、昨年不出場のオールトンパーク(サーキット詳細は Vol.7 参照)で開催される。英国特有の古典的レイアウトを持つ、カドウェルと並んでイギリスの一般ライダー達に愛されているサーキット。日本人には馴…

Vol.14 このままでは

肩の怪我 失意の中、冬の間はリハビリに務めた。左肩の怪我は重傷だが手術は回避された。怪我の数日後、全身麻酔までして手術室に入った後、執刀するシニアドクターが先送りにした。少し特殊な怪我。手術しなくても日常生活は送れるようになる半面、手術自体…

Vol.13 第8戦 ドニントンパーク

微かな望み 最終戦(第8戦)は、アングルシーラウンドから約 1ヶ月後の10月10-11日、第3戦と同じドニントンパークを舞台に開催される。前戦では、チャンピオンに大手を掛けながら、しかも絶好調の状態に有りながら、4レース中 3レース欠場ノーポイントという…

Vol.12 第7戦 アングルシー

Anglesey Circuit アングルシーサーキットは、ロンドンからは車で 5時間、ウェールズ北西、アイルランドへのフェリーが出るアングルシー島にある。オーストラリアのフィリップアイランドを彷彿させる海沿いのトラックは、晴れた日には、類を見ない美しいサー…

Vol.11 第6戦 カドウェルパーク

Cadwell Park Circuit カドウェルパークサーキットは、ロンドンから北東方面に車で4時間、国定公園内にある美しいサーキット。全長 3.477 kmのコースは、見通しの良い丘を駆け抜ける高速セクションと、林間を巡るツイスティーセクションから成る。バイクが宙…

Vol.10 第5戦 シルバーストーン

Silverstone International シルバーストーンサーキットは、ロンドンから北方面に車で1時間半程度のイングランド内陸中央部、空軍基地跡に広がるフラットサーキット。世界で最も有名なサーキットのひとつ。F1 や Moto GP の英国ラウンドもここで開催される。…

Vol.9 第4戦 ブランズハッチ

Brabds Hatch Indy Circuit ブランズハッチサーキットは、ロンドンの南東にある首都から一番近いサーキット。交通量にもよるがロンドン中心部から1時間ほど。歴史も深く、英国モータースポーツのメッカとして位置付けられている。 全長は GP コースが 4.207…

Vol.8 第3戦 ドニントンパーク

Donington Park Circuit ドニントンパークサーキットは、ロンドンから北方向に車で2時間、ミッドランド空港の近くにある。コース全長 4.020 km。シルバーストーンと双璧を成すイギリスのアイコン的サーキット。メジャーイベントも多く開催される。丘を駆け巡…

Vol.7 第2戦 オールトンパーク

Oulton Park Circuit オールトンパークサーキットは、ロンドンから北西方向に4時間、中世の城壁が街全体を囲む Chester(チェスター)という美しい街の近くにある。コース全長 4.307 km。丘陵地帯にある典型的なイギリス型ヒストリカルサーキット。コース幅…

Vol.6 第1戦 スネッタートン 300

Sunetterton 300 Circuit スネッタートンサーキットは、ロンドンから北東方向に2時間、広い平原の広がるイングランド東部の中心都市、 Norwich(ノーリッチ)の近くにある。300、200、100 の3つのレイアウトがあり、300 のコース全長は 4.779 km。コース幅は…

Vol.5 初走行、初転倒

初走行 2015年2月の終わり、慣れているドニントンパークを選んでバイクの初走行に行った。1セッション目、とにかく ZX10R の速さにビビった。同じ最新1000ccの Firebladeで走り慣れていたが、スタンダードバイクとレースバイクではこれほど違うのか。バック…

Vol.4 チャンピオンマシン

Fireblade or ZX10R ? 2014年11月、そろそろバイクを何とかしなくてはならない。勝手の分からない場所においては雑誌やネットよりも人伝の方が確実だろう。ロンさんのスクールでいつも一緒に走ってくれていたインストラクター、 元ヤマハワークステストライ…

Vol.3 クラブレースって?

ACU ライセンス 2014年8月、ともあれACUライセンス(日本のMFJライセンスに当たる)を取ってみることにした。バイクを持っていないので、いつもR.M.A(私が半分趣味でやっているバイクロマンサポート)のツーリングサービスでお世話になっているレンタルバイ…

Vol.2 ロン・ハスラム氏との出会い

ロンハスラムレーススクール 全ての始まりはRon Haslam Race School。40才を過ぎたころ、勉強と仕事に追われてきた日々の生活の中で、驚きと共にその存在を見つけた。あの往年のGPライダー、ロケット・ロンことロンハスラム氏が開催しているスクールである。…

Vol.1 本場イギリスでバイクレース

プロローグ World GPがコンチネンタルサーカスと呼ばれていたころ、TVの向こうに見るヨーロッパのバイクレースシーンは別世界でした。その頃の全日本選手権のレベルは高く、学生だった私は、世界に挑戦する全日本チャンピオン達の活躍に手に汗を握っていまし…